令和六年度 三条中学校・三条高等学校同窓会 総会
代表幹事 高57回卒 有本 圭子
三条中学校・三条高等学校同窓会の皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお
喜び申し上げます。
この度は、令和6年5月1日(水)にジオワールドVIP三条にて「三条中学校・
三条高等学校同窓会総会」を開催いたしました。
私は昨年初めて同窓会に参加し、こんなにも多くの先輩方が同窓会を盛り上げてくださっていることを知りました。そこに同年代の参加者が加わることでさらに同窓会が盛り上がるのではないかと感じました。
そのため、今回の同窓会を開催するにあたり、「同窓会を知らない方々の参加を促
す」ということを目標としました。総会で議事の進行をし、承認を得ることももちろ
ん大切な同窓会の目的ですが、「卒業生たちが再会し、懐かしい思い出を共有するこ
と」「世代を超えた交流を持ち、三条高校だからこその様々な分野で活躍される同窓
生との人脈を広げ、自身の成長につなげること」ができる場であると考えます。同窓
会に参加したことのない世代の参加者が増えることで、先述したような交流が活発に
行われ、この地域や同窓会の今後の発展につながることが期待出来るのではないかと
思い、このような目標としました。具体的には、グーグルフォームでの申込フォーム
を作成し、チラシや新聞広告に申込ページにアクセスできるQRコードを添付したこ
とで申込に対するハードルを下げる、SNSを利用した参加の呼びかけで若い世代へ
の周知を強化する、といった活動を行ないました。その結果約200名の同窓生の
方々からご参加頂くことができました。
総会では野水重明会長のご挨拶、そして学校長の勝山宏子先生からご挨拶と三条高
等学校の近況のご報告をいただきました。その後、議事として令和5年度の会務報告
および決算報告、令和6年度の活動計画(案)と会計予算(案)、役員改選につい
て説明が行われ、すべて承認されました。
今回の議事でメインとなったのは、「三条高等学校『VISION 2050』」に
ついて、と「WWL事業支援の募金について」であり、それぞれ野水会長と勝山学校
長よりご説明を頂きました。「教育環境および魅力的なカリキュラムの更なる整備に
より、地域を牽引する人材および日本や世界で活躍する人材を育成する」ということ
を2050年までのありたい姿とし、それを推し進めるための重要な施策として、W
WLコンソーシアム構築事業で培ったノウハウを生かして、文部科学省事業の指定が
終了しても、活動を継続していきたいということ、そのための募金活動についての案
が説明されました。私自身、卒業してから三条高校や在校生の活動について関わる機
会がありませんでしたが、今回の総会での説明を受け、現役の高校生たちがこんなに
も頑張っていて、それを同窓会が支えているのだということを知り、できる限り応援
したいという気持ちになりました。
また、議事の最後に、長年にわたって燕支部長を務めて頂いた高桑紀美江様へ感謝
状贈呈をさせて頂きました。
総会後の懇親会は、山井太様より乾杯のご発声で幕を開けました。当日のテーブルに
は地元で頑張っている同窓生の企業より花器を提供してもらい、華やかさを出すと共
に先輩方に後輩の頑張りを知ってもらう良い機会になったと思います。アトラクション
としては、会券番号によるくじ引きを実施し、当選した5名の方にインタビューをさせ
て頂き、ささやかなプレゼントを進呈しました。当選者の方から代表幹事への逆質問が
あったり、偶然にも今回の参加者で最年少の22歳の方が当選し、今回の同窓会に参加
することになった経緯を伺ったりと、今までにはない斬新なアトラクションで実施するま
で不安もありましたが、全員参加型のアトラクションにすることで、会場全体で盛り上
がることができました。会の最後には恒例となっている渡邉喜彦顧問の指揮による校歌
斉唱とSANJO WILL SHINEを肩を組みながら歌いました。会場全体がひとつになる姿
は圧巻で、同窓生の団結力を強く感じました。当日、幹事学年の男性メンバーも学ラン
を着て渡邉顧問と一緒に壇上に上がらせて頂いたことも、盛り上がりの一助となってお
りましたら幸いです。最後は東京支部長である佐々木剛様より万歳三唱の音頭をとっ
て頂き、令和6年度の同窓会の幕を閉じました。
代表幹事となったこの1年を振り返ると、正直、大変なことも多く悩むこともあ
りました。今回の学年幹事は全員が会社員、半分以上が女性のため、仕事と家庭に
加えて同窓会の企画の両立には、家族の支えや工夫が必要でした。各支部会への出
席、源泉杯ゴルフ大会、同窓会誌源泉、広告、会計、同窓会事務局との連絡等を得意
分野で役割分担し準備をしました。その中で、多くの先輩方から快く迎え入れ可愛
がっていただき、三条高校の「繋がり」の強さを感じると共に、三条高校への強い想
いに触れることができました。様々な所で私たちに向けての「ご苦労さま」という皆
様からの一言がとても嬉しく、頑張る気力となりました。野水会長には「今までのや
りかたにとらわれず、やりたいようにやっていい。幹事の皆さんの考えを尊重する
よ」とのお言葉を頂き、大変心強く感じました。また、役員の先輩からも「同窓会っ
てこんなに楽しいんだと思ってもらいたい」という想いをお聞きし、私も「せっか
く来ていただく皆様に素敵な時間を過ごしてほしい」という想いとなり、アトラク
ションや会場の装飾など懇親会の内容に反映し、飲食内容も参加者の皆様に喜んでい
ただけるよう会場担当者と打ち合わせを重ねました。懇親会終了後、参加者の方々か
ら「楽しかった」「来年も参加したい」とのお声が多く聞かれ、たいへん嬉しく思い
ました。頼りない代表幹事でしたが学年幹事の意見や行動力、57回卒の仲間に支えら
れ無事に開催することができ、達成感と学年幹事や皆様への感謝の想いで胸がいっぱ
いになりました。
最後になりますが、改めて皆様に心よりの感謝を申し上げますとともに、三条高等
学校同窓会のさらなる発展を祈念し、同窓会の報告とさせて頂きます。
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