白根支部会員増強大作戦
(6年度源泉より)
白根支部事務局(高38回卒) 関根 功雄
平成元年に白根支部は結成されました。設立趣意書には以下のように記されております。
「同じ学び舎で激動の明治大正昭和、三時代の一時期を過ごし青春を謳歌した者同士が定期的に相寄り昔日を思い今后を語り合い、あわせて母校の弥栄を希う機会があってもよいのではないか」
設立当初の支部会員数は154名いらっしゃいました(平成4年白根支部名簿より)。令和6年4月時点での会員数は90名。体調不良により退会されたり、亡くなられた会員がいらっしゃる反面、新たな会員を中々増やせない状況にあります。
私は昨年5月1日に開催された同窓会に、初めて参加させていただきました。
新潟県内の政財界で活躍していらっしゃる先輩後輩方が大勢集っておられ、有能な人材を数多く輩出している三条高校の素晴らしさを感じられた瞬間でした。同窓会に参加することで年齢を問わず、様々な人脈を構築することができ、また自分自身の生業という観点だけでなく、人としての繋がりを深めることができる会であるということを強く感じまし
た。
三条高校同窓会の良さを継続すべく、白根支部でも会員減少を食い止めようと、3月
19日に開催された役員会で、会員増強に向けての具体的な行動指針を決定しました。
? 会員が、南区在住に関わらず、先ず自分の周囲の同窓生に声をかける。
? 60代会員の同年卒業生をターゲットに、会員のメッセージ付きで勧誘DMを送る。
役員会後早速行動に移し、7月13日開催予定の白根支部総会に、新たな会員候補者が参加して下さることになりました。少しずつですが、新たな会員が増えることにより白根支部の更なる繁栄と、会員同士の親睦を深め、新たな人脈の構築に繋げていけたらと思います。
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白根支部長を拝命しました
(5年度源泉より)
白根支部長(高27回卒) 海津 正男
鈴木壽男先輩(高21回卒)に替りまして、この度白根支部長を拝命しました海津正男と申します。
新役員は左記の通り
です。
支部長 海津正男(第27回・S50卒)
副支部長 知野成一(第19回・S42卒)
副支部長 阿部隆一(第33回・S56卒)
会計 吉田吉明(第29回・S52卒)
事務局 関根功雄(第38回・S61卒)
白根支部は平成元年に組織され早創立35年を迎えます。私で7代目の支部長です。
現在約100名の会員を擁しています。鈴木前支部長とは事あるごとに酒を酌み交わしています。
いつも私がササかっていって説教を食らう関係です。「しっかりせーよ、原理原則が大事だからな」
という言葉が決まり文句です。しかしながら、鈴木先輩は、実は今年度ライオンズクラブのガバナー
(新潟県のライオンズクラブで1番偉い人)になります
私は、株式会社コンフォルトという建築設計事務所に所属しており、代替わりをし、現在相談役に
なっています。病院、学校などを
得意としており、最近の代表作品は県立新潟商業高校、県立巻高校などがあります。
白根支部のエリアは特異の学区で、かつては周辺市町村の全てが学区でした。
ですので、一番学習ができる人は新潟高校に行きます。頭は悪くはないのですが勉強が嫌いな人が
三条高校に行きます。そのような人達の集まりですので白根支部の結束力は滅法強く、
行動力も抜群です。自営の業界を始め、地域の奉仕活動など、様々な団体で先頭を走っている人
が多くいます。
白根支部の皆さんとお会いしていて思うことは、気兼ねや遠慮、相手のレベルを考えなくとも、
どんな話題でも会話が成立することです。最もほっとするひと時です。
「かくて過ぎぬる今日も亦 我向上の我なるか」
三高バンザイ
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白根支部の宝物
(4年度源泉より)
(高22回卒) 市嶋 晴世
白根支部は平成元年十二月に設立され、早いもので今年で34年目になる。
私は平成十年の頃より支部の事務局として関わっているが、このコロナ禍にて二年連続で支部総会も開催できず気になっている。
そんな中ではあるが、手前味噌ながら白根支部の自慢できるところを少しまとめてみた。
先ず最初に、白根支部は地区を越えて役員同士、常日頃の付き合いが大変深く、また地域の為、人の為と言う所謂「利他」の精神に溢れ、世話好きの先輩たちが多いことだ。商売はもちろん、地域のボランティア活動に関わる先輩も多い。そのようなことから、周年記念事業を企画する時でも必ずチャリティーとして企画し、その収益を社会福祉や日赤等に毎回寄付をさせていただいている。支部設立十周年、二十周年には地元出身のピアニスト小杉真二氏(高41回卒)に地元ホールで演奏会をお願いし、同時に地元同窓の会員による美術展を開催。
三十周年には縁あって柔道家で全日本の総監督であった井上康生氏を招き、地元の柔道愛好家や子供たちに素晴らしいお話をして頂いた。支部会員一丸となっての事業であるが、終えた後の充実感と祝杯の味は格別であった。
二つ目は、白根支部には「源泉しろね」という会報誌がある。関根正樹支部長(高7回卒)の発案で平成十九年六月に創刊。
年に一度、支部総会の案内に合わせて発行している。昨年は支部総会も無く、発行も危ぶまれたが、ある会員の一声で、年末ぎりぎりで第15号を発行することができた。
内容はいつも会員に原稿をお願いしているが、皆な気持ち良く寄稿してもらっている。支部自前の会報誌であり利他の精神と共に、支部の歴史を刻める大事な情報源であり、自慢できる宝物である。今後もさらに宝物が輝くように支部一同力を合わせていきたいものだ。
さて、今年の七月には何とか工夫して支部総会を開催できるようしたい。白根支部も会員の減少、高齢化と問題もあるが、先輩が築いた白根支部の伝統を守りながら進めていきたいと考えている。
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コロナ禍に学ぶこと
(3年度源泉より)
幹事(高22回卒) 中村 宏泰
昨年のコロナ禍以降、市民生活が一変しました。様々なイベントや集会がとりやめとなりました。病院や介護施設では、身近な人にも面会できない事態になっています。
人はなくしてみて、初めてその価値やありがたさを知るものですが、本当に大切なものが何なのか、考えさせられた一年でもありました。
一年一度の三条高校同窓会白根支部総会も、創立以来初めて中止となりました。まもなく古稀を迎える身になってみると、OB会やクラス会などが、自分にとって大変貴重な集まりであったことに今さらながら気付かされました。旧友と会い、酒を酌み交わして、たわいのない話しをする。いつも同じ話題であっても、いつも笑
うことができる。それがいかに楽しくて、元気をもらえていたか。それは、青春時代へと遡れ
る大切な時間であったからだと思うのです。
いわゆる青春時代(特に高校、大学の七年間)は人間の成長段階のなかでも最も吸収力
が強く、伸びていく力のある豊かな成長期です。その時代に出会ったことや学んだことが、
生きる力の根底となって、その後の人生の指針
になっているように思えるのです。
三条高校の自由闊達な校風にあって、個性豊かな人達に出会い、様々な影響を受けなが
ら過ごした日々が、大学生活へと続く、私の青春の大きなターニングポイントであったことを、コロナ禍をきっかけに思い返しているところです。
今年になっても、まだ終息する目処はたっていません。予定がたてられない情況が依然として続いています。そんな中でこそ、なくしてはならない自らの大切なものをしっかりとみつめ続けること。動揺せず、健全な精神を保ち続けること。
そして、学び続けること。「我向上の我なるか。」これは、三条高校から学んだ私の永遠のテーマです。
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「The beginning of the decade」
(2年度源泉より)
(高38回卒) 関根 功雄
平成三十年十一月十五日に、白根支部設立三十周年記念式典として、「井上康生講演会」を開催しました。実行委員長の阿部隆一先輩を先頭にして、私も実行委員として参画しました。三百名を超える入場者が集まり、チケット代の収益の一部を、西日本豪雨災害と北海道東部地震の義援金として寄付しました。
他校の同窓会組織がどのように活動していらっしゃるか存じ上げませんが、三高同窓会のように、まるでどこかの奉仕団体のような活動を行っている同窓会が他にあるでしょうか?
このような力の源泉は一体何処にあるのか?ふと考えることがあります。三高同窓生は、日本の企業組織の中心的立場として、そして地元企業の経営者として活躍されている方々
が沢山いらっしゃいます。私はただ単にそういった人材を多く輩出しているという理由だけでなく、伝統的に受け伝えられてきた「校風」に由来するのではないかと考えます。
三高の校風を一言で表せば、「自由」ではないでしょうか?自由とは「好き勝手」という意味ではなく、「規律」をベースとした自由です。代表的な例を挙げると、三高は制服を採用していません。制服廃止を学校側に認めさせるために、多くの先輩方がご苦労されたと聞きますが、学校側は三高生徒の持つ「規律」を信頼して、制服を廃止したのではないでしょうか?「規律」を守っているからこそ、「自由」を掴み取ることができたわけです。
「自由」な感性を持った三高同窓生だからこそ、様々なジャンルで活躍する人材を輩
出することができるわけです。この「自由」という精神が、三高の力の源泉であると考えます。
十年後に白根支部は四十周年を迎えるわけですが、この「自由」な感性を持ち続け、新たな記念事業を実施していきたいと思います
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「縁は異なもの乙なもの」
〜白根支部設立30周年記念式典を終えて〜
(31年度源泉より)
30周年記念式典実行委員長 (高33回卒) 阿部 隆一
表題の「縁は異なもの乙なもの」は、盃を片手にしみじみと語る鈴木支部長のお得意のフレーズです。調べれば男女の出会い、恋愛の機微など、やはり多少色のある話なのですが、先輩のことですから親子や友人、取引先など広く人間関係を含めたお言葉だろうと解釈しています。含蓄と小粋さに溢れたmy favorite wordです。
さて、今回30周年記念実行委員長を引き受けたのも、10年、20年と関わった以上これも責任と腹を括っていたからです。
しかし実際はノープランで、一体何をやったら良いか皆目見当がつきません。どうしたものか思案の中、たまたま仕事の関係で廣川彰信君と出会いました。彼との最初の出会いは20年近く前に青年会議所の主催するわんぱく相撲の時でした。白根のキャプテンとして活躍していた彼のチームは、新潟代表まであと一歩のところで敗れました。今は東海大学体育学部武道学科井上研究室に勤務しており、夏休みで実家に帰省中とのことでした。「あの時は」と二人で同じフレーズを口にしながら近況
報告をしつつ、同時に「井上康生」という思いもかけない人物が身近に迫った瞬間でありました。「何とか彰信君のツテで」「オリンピックに向けて合宿や試合で忙しい時期です」「お・ね・が・い・よ」と一気呵成に拝み倒しました。その後無事にスケジュールが決まりましたが、今度は会場が取れない。すでに予約が入っているため、万事休すと思われたある日「井上康生氏が来るのであれば」と先約の団体が予約を外してくれたのです。これは嬉しかった。また、協賛集めとチケット売りは諸先輩方の紙面には言い尽くせない尽力で想定以上の売上と収益を出すことが出来ました。事務方の市嶋先輩の時々の確認電話など、実にタイムリーで、さすが三高、参考になる、と感服もしました。
まさに「縁は異なもの乙なもの」を強く実感した周年事業でした。良い経験、良い出会いに感謝!です。
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「白根支部設立30周年!!」(30年度源泉より)
事務局 市嶋 晴世(昭和45年卒)
平成30年12月、白根支部は設立30周年を迎えます。丁度平成の年号と共に歴史を刻んできました。本年、その記念事業として白根支部らしい記念事業を、実行委員会を立ち上げ計画しているところです。
設立に至るまでの経緯では、熱気は凄いものがあり、その気運に押されて短期間に100名を超える賛同者が集まったと聞いております。当時の支部役員の顔ぶれは、それこそバンカラの空気漂い、地域でもリーダー的な方々が揃っておりました。
初代支部長の故関根寛治氏(昭6年卒)、二代は故日野熊吉氏(昭15年卒)、三代は野沢吉朗氏(昭27年卒)、四代関根正樹氏(昭30年卒)、五代は現支部長の鈴木春男氏(昭44年卒)と続き、顧問にはダイニチ工業創業者故佐々木文雄氏(昭14年卒)や県議として活躍された故小野忍氏(昭27年卒)の存在も忘れることは出来ません。
また草創期には各界で活躍の先輩を講師に招き講演を頂いたり、総会やゴルフ・コンペなど、多彩な活動をおこなっていました。周年記念には、同窓のピアニスト小杉真二氏のご協力を
頂き、チャリティーコンサートを実施し、地域への社会貢献も行ってきました。振り返ると、多くの先輩や同窓の皆さんと楽しい交流があったと、感慨も新たにしております。
これからの白根支部は、電鉄が廃止になったこともあり、後輩の数も最近減っておりますが、まだ支部総会に一度も顔を出されたことのない同窓生も居られますので、30周年を機会に多くの参加を集め、支部総会が大いに盛り上がるよう、また知恵を出し合っていきたいと考えております。記念事業も、思い出に残る内容を検討中です。ご期待ください。
最後に30年間、ご支援いただきました同窓会本部の歴代役員のみなさまに感謝申し上げ、今後もご指導よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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「白根支部の歩み」(29年度源泉より)
白根支部副支部長 知野 成一
高19回卒の私達は、入学した年 (昭和39年) の6月16日に新潟地震を経験し、グランドに避難した事を昨日の事のように思い出し、今でも忘れることができません。あれから早いもので、もう弱年も経過してしまいました。
私たちは団塊の世代といわれ、1学年550人で11クラスあり、教室は間仕切りしたような薄暗い木造校舎で、懐かしく思い出されます。
さて、私達の白根支部は年号が平成に改まった元年に創立しました。創立当時は約130人の会員を募り、総会には約70人の参加がありました。初代の支部長には関根寛治氏が選出され、現在の鈴木支部長で6代目になります。最近は会員も高齢化してきており、親しくしてもらっていた先輩方が毎年亡くなっていくのは、本当に淋し気持ちでいっぱいです。今日も支部事務局から高2回卒の田中幹人先生が亡くなられたという電話があり、田中先生との思い出が今、頭の中を駆け巡っているところです。
総会の参加者が毎年同じ顔触れになってきていることを心配していたところですが、最近支部長はじめ幹事さんの勧誘のおかげで、少しずつ若い人が参加するようになってきました。昨年の繚会も平成8年卒と平成18年卒の新会員が出席してくれました。やはり若い人がいると会場が明るくなったように感じます。
来年は白板支部創立30周年を迎えます。今まで10周年、20周年と節目ふし目に記念行事を行ってきました。前回の20周年の時は、我が白根の同窓でピアニストの小杉真二さんのチャリティーコンサートや、支部の会員による絵や書の作品展などをやりました。30周年にはどんな記念行事を行うか、これから役員会で考えていかなければと思っております。
私は今年の総会で先輩、後輩と一緒に肩を組んで校歌や応援歌を歌うのを楽しみにしております。是非大勢の会員の参加を期待しています
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「同窓」を意識するころ(28年度源泉より)
白根支部事務局(昭45年卒) 市嶋 晴世
先日「源泉」の原稿依頼が来ているのを思い出し、何を書こうかと考えた時に何と三高を卒業してはや46年にもなっていることに気づかされ、改めて自分の年齢を客観的に意識して見ることにもなりました。同時に、世間で見られてるに相応しい年齢に自分がなっているのか、疑問も湧いてきましたが、しかし今更繕っても仕様が無いことも解ってはいるのですが…。
さて、当白根支部は現在会員が120名前後(年会費1.000円)で推移していますが、お蔭様で最近は鈴木支部長はじめ幹事の皆さんが同窓に声を掛けていただき、毎年総会時には新しい方が3〜4人顔を出していただけるようになりました。事務局としては大変嬉しいことではあります。
しかしながら白根支部は電鉄の廃止やら学区の変更やらで三高を目指す学生が少なくなっているのも現実であり同窓生が増えていないことに多少の寂しさも有ります。
その中でも年に1回の支部総会で顔を合わせ、同じ地域の中での先輩後輩が肩肘張らずに楽しく飲みながら語り合えるのは三高同窓会ならではのひと時かと感じています。白根支部は創設(平成元年)時より他校の同窓会も羨むほど結束の固い伝統を持っていると思います。その自慢できる同窓会に今後も会員を増やしていけるよう粘り強く声をかけていきたいと思っています。
最近の若い世代は集団で行動したり組織に属すことが苦手と言われているようですが、三高の後輩にそのようなことは無いと思いますが、人恋しくなる年代を待たず早いうちに楽しい同窓会に引っ張り込むのも先輩の務めかと、事務局をしながら最近感じております。
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平成26年度支部総会
「魅力ある支部同窓会を!」
白根支部(昭39年卒) 上杉 昭芳
平成26年7月19日(土)の夕方6時より、恒例の支部納涼総会を地元サルナート (社長も同窓) にて盛会に開催されました。役員会で、今年は落語家の水都家艶笑師匠の口演で生ビールを飲みながらの始まりで楽しい納涼と交流になりました。二次会にも中堅諸氏のエネルギーを感じたところでした。
さて、支部発足当初の諸先輩方が人生を全うされたり、恩師も天に昇られたりの様相になりました。総会への出席率も少しずつ減り、支部役員として会員との役割を果たしておりますが、会費を集金させてもらっても総会への出席は現在半分以下の状況です。個々の諸事もあり、時代が変化して同窓生に若い人たちが減り、また中の口沿線の電鉄が廃止されたりで通学に不便になりました。
燕から弥彦線への乗り換えも懐かしいです。白根から北三条まで学割でも枚区の中では運賃も高く大変でありました。昭和38年の豪雪時は燕で一泊、白根まで歩いて帰宅したことを思い出します。当時は三高バスケットボール部は全国制覇、インターハイ等の輝かしい活躍を残して第二期黄金時代と言われた。良い思い出を残してくれた当時の選手達にエールを送ります。
校歌も人間味があって私は好きです。想えば、入学して間もなく校舎の屋上で応援歌の練習。時には上級生の指導も巌しかったこと、遠く守門の山が懐かしく思い出されます。「守門おろしの〜雪の日に〜」と今でも歌詞が出てきます。
さて、平成27年も2月中旬になり鈴木支部長を先頭に白根支部を盛り上げて参りた
く存じます。先般2月14日(土) には小杉真二氏(高41回卒) と南雲竜太郎氏によるピアノ・デュオコンサートが地元白根で開催され、支部長が現会長である白根ライオンズクラブ主催でしたが支部共催といたし活動の一助とさせていただきました。収益金の一部を区内の施設等へ寄付されます。
「支部だより」にて近況の報告といたします。
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平成25年度支部総会
「徒然なるままに」
支部長(高44年卒)鈴木 壽男
明けましておめでとうございます。
本年も皆様にとって、素晴らしい年となることをお祈りいたします。 昨年の7月の文部総会には佐藤教頭先生、竹井副会長のご出席を賜り、37名が参加した、大いに盛り上がった支部総会になりました。一年に一度しか会うことのない、まさに七夕のような同窓会なのですが、それだけに、皆さん会えたことの喜びがなんとなく伝はって有意義なひとときでありました。最年長の万は、昭和30年卒、最年少の方は、平成8年卒という、実に幅広い、しかも織り姫様も交えた楽しい会となりました。同窓会に参加する度に、想うことですが、年をとるということは、こういうことなんだなと思はれます。年の差は勿論のこと、考え方や意見の違う人が集まる会を運営していくことの雉しさは、「違う」ということを認めて、なお且つ、ひとつの方向にまとめていくということではないかと思はれます。当たり前のことながら、自分と考えや意見が異なる人がいる、ということを前提として他人に対するということは、簡単のようでいて意外と難しいものです。昔から 「和して同ぜず」といはれますが、今なら、「ウィン・ウィンの関係」とでも言うのでしょうが、日本人のもっとも特質とするるところではないかと思はれます。どこかの国ではないですが、とかく自分と意見が異なる人を軽視してみたり、攻撃したりする傾向が最近目立ちますが、もって冥すべしではないでしょうか。 世の中には、白でも黒でもないこともあります。いわんや最近では、ブラック・スワンといはれるように、あり得ないと思はれていた事が現実として起きてしまうこともあるのです。同窓会を楽しく運営していくことも、人生の修行のひとつなのかなと思っている今日この頃であります。
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平成24年度支部総会
「気軽に集まって校歌を歌おう」
支部長(高44年卒)鈴木 壽男
昨年の支部総会で、新たに支部長に選任されました。よろしくお願い申し上げます。
役員構成は、
支部長 鈴木 育男(44年卒)
副支部長 知野 成一 (42年卒)
副支部長 海津 正男(50年卒)
会計 高橋 清英(36年卒)
事務局 市嶋 晴世(45年卒)
であります。前支部長の関根正樹先輩には、6年間大変ご苦労様でした。これからも、ご指導ください。白根支部は、「源泉しろね」を発行しております。A4サイズ、2枚見開き、4ページ、カラー刷りであります。毎年7月に開催される支部総会に合わせ、6月に発行し、今年で第7号になります。事務局の苦労は、さぞや大変なものであろうと思われるのでありますが、一向に嫌がる気配を見せません。むしろ楽しんでやっているようにさえ思われるところが素晴らしい。実は編集会議と言いながら、居酒屋で飲むのが目的ではないのかと思います。支部総会の出席者は毎年35名位でありますが、最近は毎年のように新しい会員の顔が見え、喜ばしい限りであります。そもそも同窓会は、たまたま縁あって同じ校舎の門をくぐった、というだけのことであります。しかも時間を超えて。しかし、昔から「袖すり合うも多少の縁」といわれるように、また「縁は異なもの味なもの」ともいわれるように、お互い会ってみなければ、その価値はわかりません。毎年同じようなメンバーなのでありますが、顔を合わせるたびに、なぜかホッとします。同窓会は、年齢や立場を超えて、同じ縁で集まり、一緒になって校歌を歌う。私は、それだけで十分なのではないだろうかと思っております。今年もまた七月に会いましょう。そして、一緒に校歌を歌いましょう。
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平成23年度支部総会
「同窓の絆、より強く」
昭30卒支部長関 根 正 樹
三条高校同窓会白根支部長を、6年間勤めさせていただきました。名ばかりの支部長で会員のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたし、申し訳なく思っております。支部役員のみなさんに、おんぶに抱っこで、会の運営等全てに助力いただきました。本当に有り難く思っております。年度総会、「源泉・しろね」の発行等々、一つ一つに思い出が甦ります。
毎年2、3回の本部での支部長会議や各種行事に出席させていただきました。恒例の5月1日の総会など、盛会で、充実感を味わうことができました。平成21年4月16日に行われました旧校舎跡地への記念碑建立、除幕式、記念祝賀パーーティーが印象に残っております。花冷えの午後でした。
毎回の支部長会議では、三条在住の理事このみなさまを中心に、真剣な討議が展開されました。母校への深い愛情を感じ、これぞ正に同窓の絆なりと思いに浸ったものでした。
白根支部では同窓会の若返りをと、切なる思いで役員改選に踏み切らせていただきました。下記の通りです。
○平成24年度白根支部役員
・支部長 鈴木 育男(44年卒)
・副支部長 知野 成一 (42年卒)
・副支部長 海津 正男(50年卒)
・会計 高橋 清英(36年卒)
・事務局 市嶋 晴世(45年卒)
これからも、白根支部へのご指導、ご鞭捷をよろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------- 「ある同窓会」 (23年度源泉より)
高第19回卒 藤 井 喜代志
日差しの柔らかいその日、全く突然にその男はオートバイに乗ってやって来た。
十数年ぶりの再会であったが、「ヨー」と言っただけで再会のことや新潟に帰って来たことなど全く触れず、Mという同級生がさる療養所で療養しているということだが、お前がその療養所に一番近いのだから、同級会の時は送り迎えさせようということだった。
私は少し躊躇したけれど、その男の勢いにのまれて引き受けてしまっていた。その男は高校時代からそんな風なやつだった。声はガラガラで、大きな声で、たいしたことをいうわけでもないのだが、出身中学の仲間が大勢いたせいか、おれたち少数派の白根もんからみると、少し威張っているように見えた。
その男は定年まで東京のテレビ局の関係の仕事をしていたようだ。独身だったため、さっさと東京とおさらばして新潟に帰って来たものらしい。
一年くらい自分勝手なことを適当にやっていたらしいが、ヨッパラになったため、高校時代の連中と会ってみたくなったのではないかと思われる。
数年前にやった同級会の時、幹事役を決めたのだったが、その幹事は今回何もせず、別の奴とその男が連携を組んでこの同級会を設定したものらしかった。
まあいろんなことはあるが、担任の先生も元気な姿を見せてオレたち以上に快気炎をあげていたし、連絡のとれた殆どの者たちが集った。
高校卒業以来初めて会った者も数人いた。見たこともない奴もいるなと思ったが、よく見ると確かに同級生だった。
それぞれ自分史のことや高校時代のおもしろかった出来事などを自分勝手にしゃべりまくり、飲みまくりしているうちに時間が来てまあまあ無事終わった。
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平成21年度支部総会
「白根支部総会の楽しみ方」
高第33回卒 阿 部 隆 一
三条高校を卒業して早三十年余り経ちました。その間、人並みのことをさせていただきながら、今は高校生を筆頭とする子どもたちと共に、人生の意味について黙考する毎日を過ごしています。思えば、私も、三条高校時代は、学業や部活、友人について悶々影欝とした時間を過ごしていたことを思い出します。せめて、親が出来なかったことを子どもに託す、わけではないのですが、自分の反省を踏み台にして欲しいと願うのは、親の身勝手な思いでしょうか。
そのような悩み多き親の言い分を傾聴してくださる、三条高校白根支部の諸先輩には、本当に感謝しております。酒を酌み交わしながら、豊富な人生経験から得た知恵とウィットに富んだアドバイスを交えて話す姿に触れると、頼もしく、「この学校の卒業生で良かった」と思う瞬間であります。
先輩後輩と言える集いは、一瞬にして高校時代に戻ることが出来るタイムマシンのような場所です。時には大人になりきっていないあの時代に戻って、今の自分の状況を見つめ直す必要があるのでしょう。煮詰まってしまいがちな思考回路を打破するヒントやきっかけが、年に一回の支部総会での交流にあると感じています。これからも、多くの新人を誘い、先輩後輩の輪を広げて、一人でも多く支部総会を楽しんでもらいたいと願っています。
最後になりましたが、昨年の6月に、当三条高校白根支部の設立に尽力された小野忍先輩がお亡くなりになりました。いつも元気良く声を掛けていただき、三条高校白根支部を代表する立派な先輩でした。この紙面をお借りして、故小野忍先輩のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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平成20年度支部総会
「白根支部創立二十周年」
高第19回卒 副部会長 知 野 成 一
高第19回卒の私達は昭和39年の4月に入学をしました。入学して間も無く、6月16日のお昼休みに新潟地震がきました。木造校舎にいた私達一年生は大急ぎでグラウンドに避難をしたのですが、その時の事が昨日の事の様に思い出されます。
あれかられ45年が経過しましたが、その間には色々な事が有りました。どんな時でも私の心の支になっていたのが「風空嚢を翻し、節は愚人を驚かす」で始まる校歌であり、恩師であり、又良き先輩、同級生、後輩の存在でした。
年号が平成に改まった元年に、三高同窓会の白根支部を設立しようとの話が持ち上がり、準備委員会が開催されました。結果的には約130名の会員を募り、12月23日に設立総会が開催されました。その時の記念写真を見ますと68名の参加者がありました。
あれから20年もの月日が過ぎ、平成20年7月27日に創立20周年記念総会が開催されました。記念事業として「高第41回卒」のピアニスト小杉真二君のチャリティーコンサートと、同窓有志による美術展を「白根学習館ラスペックホール」にて行いました。十周年の時も小杉真二君のチャリティーコンサートを行っております。今回の収益金は十一ケ所の福祉施設に寄付をし、皆様から礼状を頂き、本当に喜んでいただいたものと思っております。
その後会場をサルナート吉運堂に移し、総会、そして懇親会と続き20周年を盛大にお祝いしました。最後には恒例の出席者全員(45人)で肩を組んで校歌を歌い、手を振り上げて応援歌を元気良く歌いました。皆さんの顔が高校時代に戻った様な表情になっていました。
これからも新会員を募り、30周年に向けて白根支部を盛り上げていきたいと思っております。
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平成19年度支部総会
高第9回卒 副支部長 関根 利樹
平成20年は白根支部にとりまして支部創設「満二十才」となる節目の年であります。昨年7月、御多忙の中、母校から荒木校長先生、中務同窓会長様等をお迎えして19年度の支部総会が開催されましたが、総会後の懇親会の席でお互いの近況を語り合うと共に、来たる創設20周年には新たな仲間を募り、盛大に“祝おう”と誓い合っている声があちこちのテーブルから聞こえておりました。
ところで、設立当時市内には300名ほどの同窓がおられ、以前から支部設立の声が高まっていたそうです。
年号が平成に改まると是非「元年」にとの機運が高まり、さっそく準備委員会がもたれました。発起人の方々は各地区、各学年へと様々な手づるを得て趣旨説明をし、募った結果百三十令名が会員となり、第一回設立総会には約70名の参加者のもと元年12月に開催されたのであります。設立に御尽力され、総会開催まで汗を流された先輩の方々に新ためて敬意を表したいと存じます。
さて、昨年の総会後の10月に創設20周年となる記念すべき総会及び記念事業実施に向けての役員会が開かれ、概要が次のように決まりました。
1.二十周年記念総会は平成20年7月27日(日)、「サルナート吉運堂」で、2.記念事業としてピアニスト小杉真二氏(第四十二回卒)のチャリティーコンサート及び有志美術展を「白根学習館ラスペックホール」で、など。
なお、近々実行委員会を立ち上げて十分な準備のもと、盛大に楽しく二十周年をお祝いし懇親を深めたいと考えております。是非ご参加くださるようお願いいたします。
その他、会員の拡大については20周年を期に、特に若さあふれる後輩達や女性の方々の入会が得られるよう働きかけたいと考えております。
最後に、昨年創刊出来ました「源泉しろね」は、次回から広く編集委員を募りテーマやコーナーを設けるなど内容の充実を図り、更には新たな会員拡大に結びつく
よう努めてまいりたいと考えております。
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平成18年度支部総会
高第11回卒 副支部長 関根繁男
平成18年度支部総会は去る7月30日、中條同窓会長、荒本学校長を来賓に迎え開催されました。
総会では一般議事の他、長年白根支部を支えてこられた野沢支部長が退任され、新支部長に関根正樹氏(昭30年卒)が選任されました。野沢支部長に於かれましては長い間同窓会また支部の為ほんとうにご苦労様でした。今後共御指導の程宜しくお願い致します。
白根支部は平成元年に設立、その後18年を経過致しましたが、その間、新人会員も数人しかなく、会員そのものがそっくり18才年を取ったと言うのが実状です。毎年役員会では新会員の加入と若返りが話題となりますが、なんとなく18年が過ぎてしまいました。そこで平成20年の20周年総会までに新会員増強と若返りを目標に、色々と企画を立てております。
先ず十九年度総会までに十八年間の支部の歩み、支部総会の状況を会報誌にて、多くの地域同窓者に総会参加の呼びかけを兼ね配布したいと考えております。他の支部でも同じ悩みをお持ちと思いますが、妙案がありましたら「源泉」にてお聞かせいただければ幸いです。
同窓会は色々の方々とお会いしお話をする機会がありますが、普段到底会うことのできないような方と「同窓」という土俵の上だと色々のことが聞けたりお話もできます。「同窓」とは、言葉に言い表すことのできない時間を超えた特別の関係や思いができる所なのです。また校歌や応長歌は在学中は何とも感じないものですが、卒業して一堂に会して歌う時は格別に素晴らしいものです。大声で校歌や応長歌を一緒に歌ってみませんか。是非総会・支部会への参加をお待ちしております。
最後に白根支部総会は平成19年7月29日(日)に予定しています。白根・甲之口・月潟の電鉄組の皆さん、そして小須戸の皆さん是非参加をお待ちしております。
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