ご挨拶・役員

AI時代における学びとつながり

いま私たちは、技術の進歩が社会の変化を加速させる時代を生きています。
ITの発展は、長く「ムーアの法則」で語られてきました。半導体の性能が、おおむね二年ごとに倍増していくという経験則です。技術は着実に進歩し、それに合わせて社会も変わっていく。そうした比較的予測可能な変化の時代が、長く続いてきました。しかし近年、AIの登場によって、その前提は大きく変わりつつあります。数年前まで研究開発の段階にあった生成AIが、いまでは仕事や教育の現場に急速に広がり、日常の中で使われる存在になりました。私自身、ベンチャーキャピタル事業を通じて多くの起業家と接する中で、AIが産業や働き方のあり方を短期間で大きく変えていく現場を日々目の当たりにしています。かつて十年単位で進んでいた変化が、いまでは数年、あるいは数か月で社会に浸透していく時代になったのだと感じます。
こうした大きな時代の転換は、教育の現場にも確実に及んでいます。三条高等学校では、これまでもWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム拠点校としての取り組みや、令和7年度における理数科の設置など、新しい教育への挑戦を続けてきました。
その一方で、AIの急速な進展により、これからは「何を学ぶか」だけでなく、「どう学ぶか」そのものが大きく変わる時代に入ろうとしています。AIが当たり前に存在する社会では、知識を覚えることだけでは十分ではありません。自ら問いを立て、考え、仲間と協働しながら課題を解決していく力が、これまで以上に重要になります。現役の生徒の皆さんは、まさにそうした新しい学びの時代の入り口に立っているのだと思います。
そのような節目の年にあたり、本年度より新校長として外山徹宏先生をお迎えすることとなりました。新たなリーダーシップのもとで、三条高等学校がさらに魅力ある学びの場として発展していくことを心より期待しております。
AI時代において重要なのは、テクノロジーそのものだけではありません。それを何と掛け合わせるかによって、新しい価値が生まれます。地域には、それぞれ固有の歴史や文化、産業、そして人のつながりといった資産があります。そうした地域の持つ力とテクノロジーが結びつくことで、独自の価値が生まれていきます。県央地区には、世界に誇るものづくりの文化があり、長い歴史の中で培われてきた地域の力があります。そして三条高等学校には、各界で活躍する多くの卒業生のネットワークがあります。同窓会は、人と地域と母校をつなぐ貴重な基盤であり、新しい価値を生み出す結節点となり得る存在でもあるのではないかと思っています。
こうした考えのもと、同窓会の更なる活性化に向けて、本年度より新たに「次世代委員会」を設置いたしました。本間副会長に委員長に就任いただき、若い世代を含めた幅広い同窓生の参加を促しながら、次代につながる同窓会づくりを進めてまいります。この活動の一環として、同窓会ホームページのリニューアルも進めております。より参加しやすく、情報が届きやすい場へと整えることで、世代を超えて多くの方が関わることのできる同窓会を目指してまいります。これまでホームページ委員会の委員長として長年ご尽力くださった成田委員長には、心より感謝申し上げます。
社会がどれほど大きく変化しても、人と人とのつながりの価値は変わりません。同窓会が、母校と地域の未来を支えるネットワークであり続けることを願っています。
結びにあたり、同窓生の皆さまの今後ますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。今後とも同窓会活動へのご支援とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

同窓会会長 早川 与規

早川 与規

着任のごあいさつ

三条高等学校同窓会の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。これまで様々な形でご支え続けてくださった同窓の皆様に、心より感謝申し上げます。このたび、三条高等学校の校長として着任いたしました外山徹宏と申します。重責に身の引き締まる思いでありますが、これからの社会の発展に貢献していく三条高等学校の生徒の成長のために、教職員一丸となって取り組む所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
現在、三条高等学校は一学年6クラスです。全校約720人の生徒は、「自主自律精神の涵養」「情操豊かな人間性と創造力の育成」の教育目標のもと、学習、部活動、学校行事などに意欲的に取り組み、充実した高校生活を送っています。
着任して間もない中ではありますが、生徒が主体的に取り組む姿や、教職員がそれぞれの持ち味を発揮して指導・支援にあたるようすを様々な場面で目にすることができ、とても嬉しく思っているところです。中でも、始業式にて生徒が校歌を一番から五番まで大きな声で誇らしく歌っている姿や歌声に、強く感銘を受けました。
校長室には、校歌一番の歌い出しの二句についての解説書が額装され、展示されています。この解説は、諸橋轍次博士によるものとお聞きしています。「この文は互文の形式でできています。~中略~要するに、風評や言論の頼むべからざるを教えたものと思います。」との解説がなされているのです。一番から五番まで、高校生にとっては決して平易とは言えない歌詞でありますが、いずれの歌詞も、若者にとって目指すべき指針を示している素晴らしい校歌であると思います。その出だしに、風評に惑わされずにすばやく行動しようと呼びかけていることに、とても驚き、感動しました。
この教えは、令和8(西暦2026)年に生きる、全世界の人たちに共通のリテラシーではないでしょうか。噂、偽情報、生成された画像や動画が、意図のあるなしにかかわらず、瞬時に全世界に拡散される中、何が事実であり、何が真実なのかを見抜き、惑わされずにしっかりとそれぞれの道を歩んでいくことは、とても大切だと思います。本校の校歌が制定されたのは明治38年(西暦1905)年とのことですが、時代や世代を超えて共感できるメッセージ、現代にもおそらく未来にも大切なメッセージが、冒頭から込められている校歌であり、他の歌詞の意味もかみしめながら、これからの様々な場面で、しっかりと歌っていきたいと思った次第です。
ここ数年、三条高等学校は新たな取組を進めています。令和3年度にワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業に新潟県唯一の拠点校として文部科学省から指定され、将来、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するために取り組んでいます。また、令和7年度には県央地区として初めてとなる理数科(一学級募集)が設置され、医師をはじめとする医療従事者や創造的な人材の育成をめざしているところです。これまで同窓の皆様が築き上げた歴史・伝統と、未来を見据えた新たな取組との融合により、これからも社会に貢献する人材を育成し続けるために、三条高等学校は進化し続けてまいります。
同窓の皆様が築いてこられた本校の伝統は、現役生にとって大きな誇りであり、皆様のご活躍は、現役の生徒にとって未来への力強い道標となっております。引き続き、皆様の後輩である現役の生徒に対して、ご支援・お力添えを賜れれば幸いです。
むすびに、三条高等学校のますますの発展と、同窓の皆様のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げ、着任のごあいさつといたします。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

名誉会長 外山 徹宏

 

外山 徹宏

新潟県立三条高等学校同窓会役員

名誉会長

外山 徹宏

 

会長

早川 与規

 

副会長

東京支部長 須佐 誠
下田支部長 名古屋 利夫
加茂支部長 小林 裕
見附支部長 池山 広喜
新潟支部長 山田 茂孝
燕支部長 樋山 証一
吉田支部長 小林 博典
白根支部長 海津 正男
長岡支部長 富所 隆
三条支部長 野崎 喜一郎
北海道支部長 五十嵐 篤雄
弥彦支部長 西澤 哲司
東海支部長 若狭 修三
田上支部長 丸山 敬
武士俣 昭司
長瀬 嘉之助
竹井 満喜子
梨木 建夫
総務委員 横山 正明
成田 秀雄
佐々木 常行
刈屋 哲
佐野 明義
小出 忠由
小林 吾郎
総務副委員長 事務局担当 土田 衛
古川 裕之
総務委員 薄田 和輝
ゴルフ委員長 総務委員 太田 義人
総務副委員長 田邉 和泰
源泉委員長 総務委員 飯塚 一樹
次世代委員長 本間 孝之
神田 晃
髙波 洋介
田中 秀晃
熊倉 正人
長谷川 智彦
佐野 大輔
渡邉 泰崇
相場 大史
有本 圭子
内藤 陽介
石川 辰弥
WWL委員長 近江 秀明

 

学校幹事

神保 智美

 

顧問

元学校長 鈴木 政光
元学校長 笠原 中庸
元学校長 坂井 政行
元学校長 丸田 堯
元学校長 荒木 勉
元学校長 小島 正芳
元学校長 平澤 秀昭
元学校長 上杉 肇
元学校長 内田 卓利
前学校長 勝山 宏子
梨本 清一
渡邉 喜彦
山井 太
野水 重明
杉野 良介
内田 力